生き方・選択
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日々の暮らしを見直した日ー時間のつかいかた、食べ方、命の頂き方

nanami-inchikyu
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今回1番の目的だった
「自豊暮(しふく)」さんのイベントに参加しに
湯河原にあるご縁の杜 Goen no Moriに泊まり、
御殿場まで足を伸ばした2日間。

🌿ざっくり過ごした時間をまとめると

  • 湯河原ぷち散歩
  • 初女さんを想うおむすびの会 (自豊暮さん主催)
  • 読書とご縁紡ぎ
  • 初米を使った初女さんのお料理
  • 湯河原の湯♨️@ご縁の杜
  • 海岸まで歩いて日の出を浴びる
  • 朝から神社にお参り(計1時間半のお散歩)
  • 2歳と5歳と遊ぶ
  • ひとつひとつ想いの込もった朝ごはん
  • ゆんたくから始まるご縁紡ぎ
  • 2歳と5歳と遊ぶ
  • 御殿場へ箱根経由
  • お家、田んぼ、茶畑、森、そして富士山
  • 収穫した野菜でみんなでお料理
  • つくえを囲んで夜ご飯
  • 涙のお別れ

濃すぎてまとまらないくらい染み渡る時間だった。

日々の暮らしで

  • いかに味わわずに食べていたか
  • いかに急いで時短だけして生きていたか
  • いかに想いを込めるのを忘れていたか
  • いかに携帯を触っていたか
  • 家族を持つことの意味

そんなことを感じさせられた。

🥦いかに味わわずに食べていたか

自豊暮さんと1日過ごして、
食べ物を無駄にすることの大きさ、
初女さんの野菜やお米への向き合い方を通して、
それらをまだまだモノとして扱っていたこと、
それを身体で感じまくった。

野菜はヘタのギリギリまで食べる、
料理中少しも落とさないように気をつける、
無駄になるものは採らない、
採ったものはきちんと使う、
ちゃんと切って食べてあげないと可哀想、と。

野菜を育ててみたら、わかる。

毎日毎日畑に行って、
「元気かな?」って様子を見て、
ときには身体をつかって野菜のおうちをつくり、
心を込めて水をかける。

土と微生物が話し合い、
鳥や虫たちと助け合い、
太陽と空気が包み込み、
野菜の生命力が花を咲かす。

誰かのそれがあったから、
みんなの支えと野菜の力があったから、
そのお野菜は目の前にある。

なんなら、お金と交換出来るようになってる。

だから、目の前にある野菜は、
たくさんのものたちの時間と命のかたまり。

そして、それを食べることで
わたしたちの命が未来へ繋がれていく。

「食べる」っていうのは
そんな風に凄くすごく
大切(大きくてなくてはならない)な瞬間だ。

そんなあたりまえのことをなんだか、

  • お金を払えば食べれる。
  • 感謝するにしてもつくってくれた人にばっか
  • 「いただきます」はただの号令

そんな風に「あたりまえ」になっていた
かもしれないと思い知らされた。

自分に余裕のあるときだけ、
たまにほんとにちゃんと感謝する、
そんな感じに。

それじゃあ、
「魚は切り身で海を泳いでる」
と思っているらしい
最近の小学生と変わんない。

そういう大切なことを伝えていくのが
教育なんじゃないかとそんなことも想う日々。
(ちょっと飛躍しました🏸)

そして初女さん。


知らない方のために
佐藤初女さんはもう亡くなられたおばあちゃん
青森県にある森のイスキアという場所で
食とその存在で相手を包み込むことで
たくさんの方を癒してきた方。

初女さんはお野菜や食材を切るとき、
お野菜が痛いからと
手で切れるものは手で切り、
包丁を使うものはとってもゆっくり
刃を入れたそう。

そして初女さんが
想いを込めてむすぶおむすびは
想いが込もるからか、
なぜか真ん中が窪むんだとか。

そんな風にひとつひとつに
時間をかけて目をかけて向き合っていく
そんなこと、このスピードの早い現代じゃ
忘れてしまいやすいこと。

何に時間をかけたいか、
何を優先したいのか、
自分にとって何が大事なのか、
そんなことを現代のスピードの中で
瞬時に自分にとって的確な判断をするためには
自分の目の前のことにしっかりじっくり
向き合って丁寧に大切に自分の時間を生きる
ってことが欠かせないんだと体感した。

いかに急いで時短だけして生きていたか

マルチタスクというか、
色んなことをちょこっとずつ
同時並行するのが得意だから、

  • ニュース聴きながら洗濯干し
  • 動画講義の後ろでお米を鍋炊き
  • 歩きスマホ

まぁいろんなことをやってた。

洗濯だって手洗いしたいと思っても
やっぱ時間がって言って全自動洗濯機だし、
歩いて仕事に行こうって思っても、

思い立って1ヶ月は
「あっ、やっぱ時間ないから、車乗ろう」
だったし。
(車で3分、歩いて12分。 
この9分の何をそんなに焦ることがあるのか。)

自分の身体、自分の命が1番大事。
そして、時間は命。
食は命を繋ぐもの。

いまは生きるために身体を使わなくても
頭を使わなくても、
なんなら自分の手を使わなくても、
生きることができる時代。

そんなことすら考えずに。

だからこそ、身体も頭もどんどん衰えて、
時間の大切さも人との繋がりも薄れて、
自分の居場所や生き方に迷い、
探すことに時間と心をかける。

ほんとは目の前にあるものを
ひとつひとつ丁寧にみていけば、
そこに大事なものが全部あるからこそ
いまを生きることが出来てるのにね。

便利になるってとっても楽ちんで
良いことしかないように見える。

便利だからこそ、感じられることもある。
けど、いつまで経っても
人間は動物で生き物で、
食べたものでわたしたちは出来ていて
食べるものは自然からしか出来ない。

魔法で出てくることはない。

ハリーポッターのごはんだって、
ダンブルドア校長先生が
指を鳴らせば出てくるけど、

あれは地下の厨房で
屋敷しもべ妖精たちがつくっていて、
それをテレポートさせてるだけなんだから。

(つまり、魔法で何もないところから
食べ物が出てきてるわけじゃないって
 言いたいのよん(どうしてもハリポタ好きw))

いかに想いを込めるのを忘れていたか

Facebookの投稿でも何度かしたけど、
「ごめん」や「ありがとう」が
ただのセリフに、音の羅列になっている。

そんなことが日常にある。
そう感じる瞬間はありませんか?

この2日間の後、
よりレジの方の顔をみて、
言葉に想いを込めるようにしたし、
投稿する時もゆっくり丁寧に書いている。

人の言葉もより丁寧に受け取るようになったし、
自分の声も丁寧に受け取れていると思う。

きっとこうやっていたら、
周りがみんな
そうやって生きてるわけじゃないから、
想いのこもらない言葉に悲しくなったり
寂しくなったりするのかもしれない。

けど、想いを込めた言葉を使ってると

それを1番聞くのは、
それが1番響くのは、
結局1番近くにいるわたしだから、
心が満たされるんだろうなとおもってる。

そして、その自分が発する想いに
自分がだんだん包まれて、
その想いと響き合う人が
周りに集まるんだろうなと。

わたしは自分から自分からって
私が動かないとだからって
気持ちからじゃなくて、
頑張らなきゃってスイッチに切り替わって
どんどんスピードを自分の中であげてしまう。

そんな癖があるから、
直感がはたらく心からの行動はいつも通り、
でもそうじゃないことは
ただ目の前のことをゆっくり丁寧に。

そうやって意識しながら
生きていこうとおもったよ。

ほんとはLINEとかより手紙が好きだし、
オンラインより会って話すのが好きだし、
お買い物よりなにかを一緒にすることの方が
好きだったよな。

旅行の時だけ、
いろんなことから解放されて自由に過ごす。
ってやる必要はない。

(別に毎日がそんな縛られていてばたばた
 ってわけじゃないけど、
 何かに勝手に追われることは確実にあるから)

時間に縛られず、
いつも好きなように生きればいいのを
忘れかけてたな。

いかに携帯を触っていたか

朝早起きして海までおさんぽしようって言って、
誰とも約束せずひとりのときは、
朝早起きして、
投稿を打って、SNSをみて、

「あれ?時間なくなっちゃった」って
お散歩に行かない日が続く。

でも、この2日間は
意識もしてないのに、
ほとんど携帯を触らない日だった。

人との繋がり、人との時間、
食べ物との命との時間、
読書と自分との時間、
お湯と身体との時間、
そして、散歩とその場所との時間。

そんなことで携帯を触る暇なんてなかった。

携帯をみると、違和感。
そんな感覚だった。

情報を得る手段として、
連絡を取る手段として、
とても便利で欠かせない携帯。
離島で暮らしてたら特に。

でも、
自分との繋がり、人との繋がり、心の繋がりに
携帯は必要ない。

改めてバランスをとるむずかしさを
感じさせられた2日間だった。

日常に戻った時、
携帯とSNSとどう付き合っていくか、
この感覚を忘れる前に考えなきゃだ。

いまのところは、
1週間?に1回とか、
ゆっくり振り返って書き記す
そんな時間をつくってブログなどを
あげていくのがいいのかなと思ってる。

家族を持つことの意味 

家族って日々を生きていくチームなんだな、と。

日々の暮らしを大事にする。
それを1人でやると忘れてしまうことがある。

でも、家族ってバラバラの個人が集まった
ゆったり強い繋がりのかたまりだ。

ほぼ無条件に日々を一緒に過ごす、
そんな繋がり。

血が繋がっていなくても、
遠く離れていても、家族で、
この地球で日々一緒に暮らしているんだけど、
でもやっぱり近くにいる家族って
大事だなって感じた日。

こうやって日々を丁寧にゆっくりじっくり生きる。

それをやっていくわたしは
誰かわたしと一緒に、
少しめんどくさいけど、
じっくり丁寧に生きるってことを
やってくれる人が欲しいなって思った。

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富士山、怖くて綺麗でかっこよかったな。

『大地の恵みに感謝致します
   目の前にある全ての命に感謝致します
   手を合わせて、いただきます』

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ななみとはやと
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心に従って生きるふたり
『心に従って生きる』ふたりの
自由気ままな無添加暮らし。
「助産師」を目指すななみと
「農家と教育と居場所づくり」が
夢のはやとがつくる暮らし。

・自給自足を目指すぐるぐる畑
・元講師/教師の2人で中高英数/  進路相談の家庭教師
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