【教員から農家へ未経験転職!】その想いの記録
こんにちは!はやとです!
長かった転職活動が一区切り
その期間いろんなことを体験したり考えたりしたから、それを残そうと思います!
初めて感じた未経験転職の壁
おれは高校生の時から教員を目指してきた。
教員採用試験を受験してたけどなかなか合格ならず。
非常勤講師をしていた時に見つけた、地域おこし協力隊としての公営塾スタッフをしている現在。
だから、まともに就活をしたことがなかった。
就職活動・転職活動自体初体験。
最初はエージェントに登録して情報収集。
興味持てたところに応募するも書類落ち。
今まで教育業界にいて、生徒と接する中で「生徒たちにいろんな選択肢・視野を与えるには自分ももっといろんな経験をして視野を広げないとな」って思ったことから未経験の業種、業界にも目を向けた。
そこで初めて感じた未経験転職の壁。
試行錯誤しながら、いろんな道を考えた。
そうこうしてると塾の生徒も進路選択の時期に。
生徒に投げかけるのは、
「何でこの大学に行きたいの?」
「将来どうなりたいの?」
簡単ではない質問に、頑張って自分と向き合って返してくる生徒。
すごく自分に跳ね返ってきた。
自分は何がしたいのか。
どう在りたいのか。
生徒たちには自分で自分の本当に行きたい進路を見つけて実現して欲しいと願って接しているのに、当の自分だってそれがはっきりしていないことがとても苦しかった。
でも、生徒に言ってるからこそ自分も頑張れたと思うし、自分がその背中を見せられるようにしなきゃとも思った。
これからも、子どもたちに「自分が望む未来は手に入れられるんだ」ということを伝えられるような大人でありたい。
みんな、そのまんまでいいということを、伝えるというか、そのままでいられる環境をつくりたい。
そして子どもたちに残したい未来を残していきたい。
これが、ザックリとした今後の軸。
そして具体的には、これからは農業に携わっていきたいと思います!
農業を選んだ理由
突然すぎる選択肢に見えるかもしれませんが、なぜ農業かってことについてここから紹介します。
きっかけは2年と少し過ごした久米島での生活と、素晴らしい農家さんとの出会い。
久米島で過ごした自然の中で “生きてる” ってことを強く感じた生活は本当の意味で人間に戻れた感覚があって。それはとても気持ちが良かった。
自分も自然の一部なんだってことを改めて感じたし、これからも自然体で生きていきたいなってことを思った。
地元も田舎ではあるけれど、久米島はその何倍も自然を身近に感じたし、久米島での生活の中で農家さんと関わったり、離島ってこともあって流通に関して考えることもあった。
野菜含め色んな農作物って当たり前にスーパーにあるものだと思ってたけど、それは当たり前なことではなくてそこに届くまでにいろんな苦労がある。
そんな当たり前なことにさえ目が向いていなかった自分に気づいた時すごく不思議に思ったし、身近な人が頑張って作ったものを選んで買うってことがその人の応援になるっていうことも実感した。
たとえば、島内で作られたもので島内の人が生きていくことができれば、究極それでいいんじゃないか。
でも、外から来たものの方が安くて、みんながそっちを買いだすと、島内の作り手は生きていけなくなっちゃう。
これって少し広げれば日本でも同じことが言える?って思ったらもしそんなことが進んだ場合、
日本人が日本で作られたものを食べられない未来が来ちゃうかも!?なんて考えちゃったし、
自分含め若い人の意識の中にもう少し一次産業への意識があってもいいのかなって、自分の意識の向いていなさから思った。
そして、日本の農家さんの平均年齢が上がってることとか日本の食料自給率の問題とか、自分が生きていくうえで1番の土台となる「食」を支えてくれている業界に課題があるのなら、それを解決できるように自分も何かしたいと強く思った。
それを通して日本人が当たり前に日本で作られたものを美味しく楽しく食べられる、そんな未来をこれからの子どもたちに残していきたい。
だし、その環境の中で自然体で自分らしくみんなが生きられたらいいなと思う。
唐突な想いのうえに素人ながらの考えだから、これからもっともっと勉強して、そして農業界の中の人として知識も技術も身につけていきたい。
農業に興味を持ち始めた時、実際に農家さんに農業についてその良さだけじゃなくてその厳しさについても伝えていただいた。
本当にありがたくて素晴らしい出会いだった。
想いだけでやれることではないのかもしれないけれど、本気で取り組みたいと想いを強くさせてもらいました。
あと、想いを持って作られている野菜は本当に美味しい!
素晴らしい世界だと思っているから、それをたくさんの人に伝えられるといいな
「初心を継続するための努力が本当の努力」
大切にしてるこの言葉のように、農業に対する「初心」を忘れないように、ここに残しておきます!

