#7 「農家の嫁日記」就職先としての農業のリアル。理想とバランスの再確認
就職活動をしていく中で
やっぱりどうしても気になる…
というあの有機農家さんの存在。
そんな話を聴いてわたしは
とり和えず直接話を聴こう!
電話できる時間をもらえないか
打診して電話でお話しさせてもらおう!と提案。
電話をしてもらえることになったのです。
当日、電話を終えて…
私の基本スタンスは、夫の選択は夫の選択。
だから、とやかくわたしの意見や想いは
全部ぜーんぶ伝えきるけど、
言う通りにしてほしいとかはなくて、
最終的には夫が選択することだと思っている。
だから、わたしはそれに乗っかる。(多分ねw)
その結果、すごく貧乏になったり、
わたしの夢が後回しになるとしても。
そんな気持ちを抱きながら、
現実面と気持ちとをしっかり話し合った。
①生活面(金銭面)
・昇給の可能性はなくて
・どう生活するか
(手取り16万ー住民税、国保、年金×2:63,000円
=95,000円ー家6,000円ー携帯5,000円
ー保険代ーガソリンー光熱費=84,000円)
・なにを優先にするか何は捨てられないか
(積み立て0円にする選択はない、
現状より下げるってことはしたくないー66,000円、
食、旅、子育て)
②暮らし・子育て
・夫が夢を追いかける、農業でその農家さんのところで
面白そうなことを全力でやるのが楽しそうと思っている。
まだ仕組みできてないところの仕組み化含め。
…だとすると、私の想像上、
夫のキャパの100%が農業に使われることになる気がする。
わたしの懸念点はここだった。👇
→ 子どもを育て始めるとしたら
子育て入るとこなくない?
→ 夫の子どもに関するいまの本音は?
これに対して夫の答えは…
→ 香川での暮らし、私との暮らし、子どもとの暮らしが
メインでそれらを削ってまで農業とはならないから、
農業100とはならないと思うし、そこは大事と思っている。
でも自称キャパ少ない夫のこの発言、
実際どうなるだろうか…と思った私は
より具体的なことと数字を使って
暮らしの解像度をあげてみることに。
🌟人生の100グラフ
香川での暮らし+私との暮らし+現実的な暮らし=100
としてどんな風に重きを置きたいか。
この場合は現実的なとこから埋めて
どのくらい他の二つに充てられそうかを
考えてみたら、厳しい結果に…。
気持ちの上ではお仕事は人生の40/100くらい。
例えば収入が足りないから
生活のために仕事に使う時間が
とても多くなりそう…
※考えていた農家さんでは保険に入れず
手取りから保険も惹かれるとなると
厳しい生活に。
◎休日がめちゃ少ない
週2日のお休みはあるけれど、
連休というわけではない
+少ない社員で回しているため
休みがとりにくい
→帰省、旅できない
夢への下積みとしてこの生活は
ちょっと厳しいな。出来れば収支も+で行きたい…
という気持ちから
もうちょっと給料もあるし、
休みも暦通り祝日も休みなお仕事も捨てがたいかもな。
と気持ちが傾く夫さん。
ただ農業はこれからもやっていきたい気がするし、
農業が気になるってのは
色んな諸条件をみたうえでも拭い去れない思いだと気付いた。
と話し合っている中でも
何度か農業への気持ちを話す夫さんに
私はそこまでだとは!とびっくり✨
自分でもびっくり!と夫さん。
ってなわけで
諸々叶えながらバランスのいい選択肢を見つけたい
👉 社保加入、給料20万、週休2連続、
年間休日105よりはもっと、出来れば有機
の条件で一回就職可能先を洗い出してみる!by 夫
夫の諸々を含めての見解
通勤時間
🚙で1時間くらいっていうのが自分にとってどれだけ負担になるのか?
勤務時間と内容の評価バランスはまだ迷っている
※妊婦や子どもがいるってなったときにすぐ帰って来れる安心があると良い
やってて楽しい農業がいい
つくっているものが自分が食べたいもの
(人参、玉ねぎ、葉物)
つくっているものを売るまでやっている
(消費者と近い、加工とかをみれるのも◎、農業体験)
人が良い、想いやVisionに共感できる
自分が理想としているところを目指しているところより、
出来るだけ理想に近いところに最初から飛び込むべきだと思った。
〈農業が身近になれば、第一次産業に若者が入れば〉
という感じで改めて転職先を探すことに。
🌷なんかね、
この話し合いをしたことによって、
夫のほんとの気持ちとか、
大切にしていることがよりよく分かって、
とてもよかった!素敵な機会と時間になったなぁ。