看護学校に入ってみたらギャップが大変!
こんにちは、ななみです。
社会人経験を経て、助産師になるため一念発起。
看護学校に入学して学生生活を再開中。
そんな私の学生2か月間で出会った
5大びっくりを紹介します!
※もちろん学校によって全然違うため、
あくまでも私の体験です
入学後、学費以外のお金がめちゃかかる…
無収入で学校に通うため、
学費と入学金についてはよく確認して入学した私。
入学してから必要だと言われるものが多すぎて
入学後2か月しか経っていない今でもヒーヒーしています。
何を買ったかというと…
- 白靴下
- 不織布の白マスク
- 黒いクロックス
- 懐中時計
- iPad
- 白いシャツ、黒スーツ
- 髪をとめるネット、染髪剤
それぞれ詳しく見ていきましょう!
白靴下
看護師として看護をする際、
靴下の色が指定されていると知っていましたか?
靴下を白にすることにより、汚れや血などが見えやすくなるため、
看護師の靴下は白と決められているそうです(学校曰はく)。
そのため、学内実習(授業)をする際は「必ず白靴下を履け」という
ルールが掲げられ、入学早々、無地の白靴下を買うことに…
学内実習は週2回ほどあるため、複数の購入が必要でした。
私の学校ではワンポイントがついた靴下も注意されていました。
不織布の白マスク
これまた、看護師は不織布のマスク、
そして白でなければならないと言われ、購入することになりました。
不織布にしなくてはならない理由は
私の学校曰はく、感染予防効果が高いからとのことでした。
この感染予防効果についてはマスクに意味はないという説や
マスクのデメリットもあるから、
自分でももっと調べて結論を出したいなと個人的には思っています。
ちなみに私は、
校内実習の時間は白の不織布マスクでなければ
授業を受けさせてもらえないので購入し、
普段は布マスク、校内実習の時だけ不織布マスクを着用しています。
黒いクロックス
これは上履きのようなもので校舎内は
黒いクロックスタイプの履物という指定があり、
購入しなきゃでした…。
色の理由、クロックスタイプの理由については
確認していないからわかりませんが、
2か月過ごしてみて、特に理由は思い当たりません(笑)
室内履きならなんでもよかったんじゃないかなぁ…
懐中時計
懐中時計というのは腕時計と違って腕に巻き付ける部分がない時計のこと。
不思議の国のアリスのうさぎさんが持っているあれ!
これは患者さんの脈拍や呼吸数を測るときに使うそうで
腕時計だと腕につけたまま看護を行うことが清潔ではないと
考えられるため、懐中時計を使用するそう。
ちなみに血圧計、聴診器は2万弱払って入学後購入しました。
もともとわかっている必要なものなら学費の欄に
どのくらいのお金が何にかかるか教えて欲しかった…
iPad
私の通う学校では紙のテキストを廃止してほぼ全てのテキストは
電子テキストを使用することになっているようで
電子テキストを表示するためにiPad(タブレット)を推奨するとのことでした。
※これだけは入学前に連絡が来たけれど、
パンフレットには書いていなかったため受験前には知りませんでした。
私はパソコンを持っていたため、iPadは買わず、
パソコンで対応させてほしいとして購入せず学生生活を送っています。
電子テキストをみるならタブレットの方が見やすいけれど、
特に不便はなく、Microsoft Officeなどを使う授業の時は
むしろタブレットが不便そうでクラスメイトたちは苦戦していました。
先生は「将来的にはパソコンの方が使い勝手がいいから、
タブレットよりパソコンの方がよかったりして…」
と爆弾発言😂
だったら、なぜタブレットを推奨したんだ!!!😂
白いシャツ、黒のスーツ
看護の臨地実習に行く際(病院などでの実習)は
白いシャツに黒いスーツという決まりがあるから
それを買っておけと言われたのが最近の話。
実習中はナース服でするため、
このスーツの着用は実習先までの往復の道のりのみだそう。
正装で行けという意味かと思い、
正装なら色の指定はないかと聞いたところ、
「理由はないけど、学校のルールだから白と黒だ」と返答を受けました。
なんてこったい😂
わたしは紺ストライプのスーツしか持っていないので
かりゆし(色物×柄の沖縄の正装)はさすがに封印しても
紺ストライプで行くつもりです!
今更、実習の往復のためだけに黒スーツを買うほど
お金に余裕はないので…。
どうなることやら…
髪をとめるネット、染髪剤
わたしは髪の毛が短くて、染髪もしていないため、
購入の必要はなかったけれど、
これもまた看護師の清潔な身だしなみとして
- 肩につく髪の毛はお団子に束ねてネットをしなくてはならない
- 色のついた髪は黒くしなくてはならない
- ちなみにパーマも直さなければならない
というわけでここにもお金がかかることに…
この件はもう少し詳しく説明します!👇
髪色が黒くないと授業が受けられない!?
このお触れが出たのは5月ごろ。
入学後、たくさんのクラスメイトが様々な髪色で登校。
その学生に向かい先生が
「髪色が派手な人がいるけど実習では黒く染めてもらいますからね」と。
その数週間後、初めての校内演習(臨地実習ではない)が迫った日
- 髪の毛が黒くない人
- カラコンをしている人
- パーマを当てている人(髪をいじっている)
- 靴下が白くない人
- 髪の毛を束ねてネットに入れていない人
- 化粧が濃い人
- アクセサリーをつけている人
上記全員、授業(校内演習のみ)を受けさせないと言われた。
そっからみんな美容室の予約、染髪剤の購入に必死になり、
みんなの髪の毛が黒くなった。
そこからのみんなの大変さは…
一度染めた髪の毛は黒く染めても
また落ちて明るくなってしまうということ。
何度も染髪剤を買ったり、
何度も染め直しに美容室に通ったり、
とてもとてもお金がかかっている。
これも入学前に言われていれば
きっとみんな染めなかっただろうし、
染めていなければ無駄にお金がかかることもなかったと思う。
それよりなにより、なぜ黒く染めなくてはならないのか。
人は印象の中でも見た目の印象が強いから、
見た目で損をしないためにと授業で習った。
でも、小学校のときからずっと
「人を見た目で判断するな」と言われてきたのも事実。
人の見た目を制限するということは
人を見た目で判断するということを証明しているような気がする。
確かに人ははじめ見た目で人を判断していると思う。
でも、見た目の上に他のことが積み重なっていくのだと思う。
例えば金髪の看護師がやってきたとして、
私が患者だったら、「わーお」って思う。
そんな看護師をみたことも想像したこともなかったから。
でも、「金髪だから嫌だ!信用できない」とはならない。
信用出来るかどうかは、表情やしぐさ、言葉遣い、
雰囲気、そして看護技術と知識で判断する。
確かに最初の印象は
黒髪の看護師とは違うかもしれないけれど、
だからってその看護師に対する判断が決まるわけではない。
だから、やっぱり黒髪を強制すること、
見た目を強制することには疑問を感じる。
個性は大事にするべきだし、
黒髪という一つの選択肢を人に押し付けるのはおかしいなぁって。
余談だけど、学校の先生は染髪してる人いますよ😂
注意しておきながら、バリバリ茶色い先生も複数。
勤勉な学生が多いと思いきや授業崩壊!?
一番驚いたのは入学早々にあった事前課題。
入学が決定した学生には事前課題案内が配られ、
事前課題のためのテキストを購入させられた。
(あ、これも学費外購入😂)
ちなみに中身は解剖生理学と看護に使う理科の知識。
授業でこの知識がある前提でやっていくから
事前に勉強しておいてくださいという趣旨の事前課題だった。
🌟本の紹介
看護師になりたくて、専門学校に入るわけだから、
みんな事前課題はしっかりやって、
頭に入れてくるんだろうなぁと思っていた。
ところがどっこい、蓋を開けてみると、
課題提出日に答えを写す複数の学生の姿が。
事前課題の確認テストの平均点も50点前後。
これが初めての衝撃でした。
それから授業が始まってみたら、
開始挨拶のあとでもずっとおしゃべりをしていたり、
寝るのは当たり前だけど、オンライン教科書だからと
各自のタブレットでゲーム、動画視聴をしている学生の多いこと。
髪の毛で耳を隠してイヤフォンをつけ、
動画視聴をしているような人も何人か見られるくらい。
個人的には静かに違うことをしているなら
特に何も思わないけど、おしゃべりは勘弁して欲しい。
そして、一番ショックだったのは、
授業中にシャッター音を鳴らしながら
BeRealというSNSの投稿をしていること。
通知到着の数分以内に写真を投稿するSNSアプリだそうだけど、
その通知が来たら、授業中でも小テスト中でも!
「カシャカシャカシャカシャ」複数人が音を鳴らし続け、
投稿をしているのです。めちゃ迷惑。
そんなわけで、集中して授業を受けるのが
ときどき大変なほど、学生の授業態度はひどく、
衝撃を受けたのでした…(´;ω;`)
マスク強制
次のびっくりはやっぱりマスク強制。
私はマスクを長時間つけると酸欠による体調不良、
特に頭痛を起こしてしまうから、
マスクは出来るだけつけずに生活しています。
そんな中、入学したら、入学早々、
「看護学科はマスク強制です」と。
理由は感染対策。4年生と臨地実習に行っており、
その4年生とすれ違い、
4年生が感染症を持ち込むと大変だからと言われました。
もちろん私は体調不良の件を伝え、
マスクをつけられないと伝えたけれど、
「あなただけ特別扱いは出来ない。
時々マスクを外して呼吸をするなど工夫して
マスクはつけたまま生活して」と言われました。
実際に学校生活を送っていると、
4年生はほとんど臨地実習に行っており、
学校で会うことは凄く少ない。
そして、あの新型感染症ですら
5類に下がっていることも承知の上で、
全員がマスクをつけているのです。
※私の学校だけかも
先生によるけれど、
テストを受けている最中(口を開くことがない)でも
「マスクをつけなさい!」と言ってくる
先生方までいらっしゃる。………😂😂😂
※先生方はもちろん全員看護師です
これに関してはどうしても腑に落ちないため、
もっと調べてまた学校と話そうと思ってます。
予防接種(ワ○チン)を激しく推奨
受験時はなにも言われなかったこの件。
入学前案内の中に予防接種のお願いが入っていた。
臨地実習に行くために以下の予防接種を打てとのこと。
- 風疹
- 麻疹
- ムンプウイルス
- 水痘
- B型肝炎
私は数年前の流行感染症の一件から
予防接種にはとっても警戒心が強くて、
出来るだけ打ちたくないと思っている。
だからこの手紙を受け取ったとき、
入学前にはこんなことがあると案内はなかったし、
予防接種は強制することは出来ないし、
打つことは出来ない!と思ったのです。
そして、その旨を学校に伝え、
「予防接種を打たないと実習に行けないのか
実習に行けないと看護師資格を取得できないはずだから
予防接種を打たないと看護師資格を取得できないのか」と
質問の電話をした。
最初は「打ってもらうものだから」と言われたけれど、
担当の方が変わり、
「そのように受け取れる文書にしてしまってごめんなさい。
予防接種を打たないと実習に行けないということはありません。
安心してくださいね。」と言われました。
そして予防接種は打たずに入学をすることになった私。
事情を伝えているため、私には言われないけれど、
他のクラスメイトに先生は
「打って欲しいなぁ」と言っていた。
予防接種を人に勧めるの怖くないのかなぁ…
金属も添加物もたくさん入っているし、
体の防御作用を突き破って直接注入するものなのに…
おわりに
こんな感じで始まったびっくり学生生活も
もう3か月が経ちました。
毎日びっくりすることは絶えず、
ストレスに感じることもたくさん(笑)
そんなストレス学生生活を
面白く楽しく乗り切るための学生奮闘記
色んな面白アイディアを思いついたから、
またそれも記事にしていきますねー!🌟