理想の助産師像
①理想の助産師像
私には「自分のやりたいことをして自分らしく生きる人生を歩む人を増やす」という夢がある。その夢を達成するために、私は助産師として、全ての年代の女性と関わり、関わる女性たちの人生のターニングポイントを作り出せる人でありたい。私の考える理想の助産師はそんな人生のターニングポイントを作り出す女性たちのキーパーソンとなる存在だ。
②理想の助産師になりたい理由
私が以上のような助産師になりたい理由は、女性が変われば子育ても変わり、育てられる次の世代の子どもたちの生き方も変わると考えるからだ。しかし、人を変えることは出来ず、人は自分からしか変われない。そこで私は自分が変わった経験から、方法を考えることにした。
私が人の目を気にして、人からの評価に沿った人生から、自分の人生を生きられるようになったきっかけは大学在学中、学生団体で行ったフィリピンでのホームステイだ。私には想像できない生活様式で暮らし、言語も通じない現地の居宅に滞在することは未知の経験で人の目を気にする余裕がなく、等身大の自分で生きるほかない数日間だった。この経験の後、取り繕わなかった自分は人に嫌われてしまったのではないか、対人関係に悪い変化が起きるのではないかと怖さを感じる私が気付いたのは、現地の人たちから愛された自分の存在と、より仲が深まった気がする仲間との関係の変化だった。この経験から私は人の目ではなく、自分の気持ちを大事にした自分の人生を生き始めることが出来た。
以上のことから、自分らしく生きる人を増やすために私が出来ることは、「自分から生き方を変える勇気」と「自分と言う存在への自信」を関わる人達に与えることだと考えた。そのため、私は助産師として関わる女性たちの勇気と自信を育み、女性たちの人生のターニングポイントを作り出す助産師を目指す。
③身に着けるべき力:
このような理想の助産師になるためには、的確な指導を実施できる力とどんな生き方も受け入れる心の広さが必要だ。
第一に、的確な指導力とは女性たちの不安を取り除くための疾病や健康管理に関する指導、妊娠の状態に即した適切な助言、子育てのサポートのことだ。これらを適切に行い、不安を取り除かなければ、関わる女性たちが自分と向き合う余裕を生み出すことが出来ない。そのため、私の理想に近づくための最低限身に着けるべき力がこの指導力だと考える。
第二に、どんな生き方も受け入れる心の広さとは関わる女性に伴走するために必要な力だ。それぞれの女性の生きたい生き方を支援する際、私自身がその生き方を評価してしまえば、女性自身の生き方ではなく、私がいいと思う生き方に導こうとする恐れがある。自分らしさは個人で違うものであり、そこから感じる感情も人それぞれである。それらを尊重して寄り添わなければ本当の意味での伴走は出来ないと考える。
④その力をつけるために具体的に何をするか
第一に的確な指導をするためには、基礎知識量と身体の仕組みなど根本の知識と自身の経験から導くアセスメント能力が必要だ。基礎知識量の獲得は学生時代の過ごし方で変わってくる。与えられた学生の時間を最大限活用するために授業を受けると同時に復習し、知識の定着を図る。根本の知識に関しては、学外で助産師と関わり、オンライン講座を受講したり、直接会いに行ったりすることで学校で学べない視点から学びを深める。自身の経験は学生中、少ししか得られないかもしれないが、お手伝いできる助産院を見つけてアルバイトをさせてもらうことで経験を積むつもりだ。
第二にどんな生き方も受け入れるためには、様々な生き方や価値観に触れ、自分の視野を広げていくことと、自分を内省し自分の中にある複数の感情を見つめる必要がある。自分の視野を広げていくために、生まれつき持った好奇心を活かして、やってみたいと思ったどんなこともとりあえず始めてみて、いろんな立場に立つ経験や、組織に所属する機会をつくる。また、自分を内省することに関しては様々な状況に直面し、感情が動く度に自身の気持ちに向き合い、言語化し記録していくつもりだ。

