子育てのすすめ
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日本語が母語で良かった

nanami-inchikyu
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わたしは実はいままでにざっくり5つの言語に触れてきた。

そのうち3つは今も日常生活をするのに困らないくらいは話せる。

  • 🇮🇪大学生活のほとんどは英語を使って、
  • 🇪🇸スペイン語は勉強しながら今は忘れ気味。
  • 🇵🇭大好きになって通ったり住んだりしたフィリピンの
  • セブ地方の方言ビサヤ語は勉強せず赤ちゃんの言語習得と
  • 同じように吸収していまも話せる。
  • 🇯🇵そして、母国語でもあり母語である日本語。
  • ✋あともうひとつ、最近勉強中なのが日本語の手話。

まだまだ使って話すまで行けないけど凄く面白い。

🇮🇩🇩🇪🇫🇷🇮🇹おまけにインドネシア語、ドイツ語、フランス語、
イタリア語も勉強したことはあるんだけど
言語に足を踏み入れただけの状態🦵

いろーんな言語に触れる中で1番好きなのがこの日本語。

好きな理由は音、それから温かいも冷たいも
いろんな温度が乗りやすい言語だと思うのが日本語。

久しぶりに英語が話せるということに対して、
かっこいい、憧れると言われて、
そのとき、ふと心の中に出て来たのが、
日本語が1番好きで日本語を母語として育ってきて
よかったなぁーって想いだった。

日本語はよく特殊な言語だと言われる。

High context culture (高度文脈文化 #訳し方がわからん)、

これは文脈から言われていないことからも
内容を想像して(文脈を読んで、空気を読んで)
話さなくてはいけない文化や言語に使われる言葉。

日本語には曖昧な表現が多いし、
主語はあまり重要視されないし、
最後まで聞かなければ意見が分からないことが多い。

たとえば、
「大丈夫です」って言葉でどこでも乗り切れたり、
「わたしは」ってわざわざ言わなくても話すことが出来たり、
「飲みます・飲みません」だったら、
「飲みま」まで聞いてもどっちなのかわからなかったりする。

ちなみに私が触れた言語の中で主語を言わなくてもいいのは
スペイン語🇪🇸だけだけど、
スペイン語は動詞の形を主語によって変えることで
主語を特定して話しているから、
主語を省略してるだけで
「ん?誰が?」って会話になることはないから
そういう意味でもやっぱり日本語は特殊。

日本語の音は柔らかくて、
温度を乗せて発するとその温度がそのまま
相手とじぶんの心に届くような言葉だと思う。

そんな日本語を通して、
世界を観たり、聴いたり、表現してきたから、
わたしの世界がこんな感じなんだなぁって。

留学でアイルランドに住んでた時、
アイルランド人の友達と話してて、
わたしの英語の使い方や表現の方法が
凄く面白いって言われたことがあった。

その時はわたし英語を使って、
わたしの心の奥の景色をそのまま伝えてて、
心の中に壁があって、その壁は色んな種類が……
みたいなそんなことをそのまま、
その景色を描写するみたいに英語で説明したときに言われたこと。

なんだかその場面がずっと残ってて、
それがいまのここに繋がった。

日本語で育って、日本語で世界をつくったから、
わたしの世界がこんな感じ。

それを他の言語を使って、表してるみたいな感じだ。
日本語だったから、
私の世界がこんなふうになったんだなぁって、
なんだかそんなふうに思った。

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ななみとはやと
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