【助産院の妊婦健診は1時間のマッサージ?!】病院の健診との違い
こんにちは!
初めての出産の場所に選んだのは…即決で助産院!助産師を目指して看護学生中のななみです🌷
今回は助産院を選んだ理由と実際に助産院に妊婦として通ってみて体験した妊婦健診の中身について綴っていこうと思います。
私は1人目の妊娠で助産院通いを始めたので病院での健診の経験は健診16回のうちの6回くらい。
そんな私の体験談👇
助産院を選んだ理由
インドネシアのバリ島にあるブミセハット助産院という助産院に、とあるツアーのおまけで行って、初めて助産院というものの存在を知ったわたし。その頃は25歳くらいで結婚も妊娠もしてなかったんだけど、いつかお母さんになりたいってぼんやりと思っていた女の子でした。

そんな私が助産院に行って、初めて知ったのは「子どもは病院で産ませてもらうんじゃなくて、自分と赤ちゃんの力で産むもの、誰かに助けられなくても自然に産まれてくるもの」ってこと。
誰に教えられたわけでもなく、出産は分娩台の上にM字開脚して、「いきんでー」って言われて、「うーーん」ってやりながら辛く大変なことをするものってなぜか思っていた私はもう衝撃。
「ん?自分で産むってなんだろう?」というか、横向きで寝ころんだままとかしゃがんで、立って、四つん這いで、とか好きな姿勢で自分の産みやすい姿勢で産むことができる(というか、その方が楽だし自然なこと)なんて初めて知った。

出産は病院とかお医者さんに管理してもらうものみたいに思っていたけど、「自分で産むんだ」って聞いて、理解したら、

確かに自分の体で、病気なわけでもない妊娠出産なんだから、自分で産むのはあたりまえだ
って突然ふっと腑に落ちた。
そんな体験があってからは
「なんで病院で産むのがあたりまえ」
「妊娠したらとりあえず病院にいって、言われるがままに健診に行って、分娩台の上でお医者さんに産ませてもらうもの」って思っていたんだろう…
むしろそっちが不自然なんじゃないか…って思いが強くなって、
「私が出産するときは助産院か自宅で好きなように産みたい!そして自分で産みたい!」と助産院を選んだっていうのが私のこれまで。
バリで助産院を知ってから約5年。ご縁に恵まれて赤ちゃんがお腹にやってきて、私が産む場所に選んだのは家から海を渡らないと着かない助産院でした。

晴れの国お産所
香川在住の私が産む場所に選んだのはなんと岡山県にある助産院でした。
- 名前:晴れの国お産所(くにさだ助産院)
- 場所:岡山県笠岡市
- ホームページ:https://harenokuni-osanjyo.com/
- インスタ:https://www.instagram.com/harenokuni.osanjyo/
わざわざ県外の助産院、しかも香川から岡山となると瀬戸大橋を渡らなくてはならなくて高速に乗るハードルと強風の場合は橋が閉鎖されるリスクもあるんだけど、なんでそんなところで?という声が聞こえるような聞こえないような…。
実は香川県には出産できる助産院が今は1つしかなくて、そこまで行くのと、岡山の「晴れの国お産所」まで行くのにかかる時間は約1時間(車で)。そんなにかかる時間は変わらないのです。
香川にある出産できる助産院にも妊娠していないときに見学に行かせてもらって、とっても素敵なところだったんだけど、私がやりたいと思っていることが出来ないことがわかったのです。
私には、赤ちゃんが産まれてから、胎盤が出てくるんだけど、赤ちゃんと胎盤を繋ぐへその緒を切らずに自然ととれるまでおいておいてみたい(ロータスバースって呼ぶこともあるよ)っていう希望があります。
それを香川の助産院に問い合わせたら、そこでは「提携している病院とのルールでへその緒を切ることを待つことは出来ない」という返答がありました。
どうしようかなと思っているときにあるご縁があって、晴れの国お産所で産んだお母さんからお話を聴いて、ダメ元でもいいや!と電話をしてみたのです。
そうしたら、「えー出来るよ?へその緒の拍動が止まるまで切るのを待つのはあたりまえにいつもやっていることだし、
自然に取れるまで数日かかるかもしれないけれど、基本的にお母さんと赤ちゃんの命に関わらないことなら、なんでも希望に沿えるようにと思っています。」と、とっても落ち着く声でお話してくれて…😢
なんだか、とっても安心して、「橋渡ることになるけど…」とか「初めてだけど…」とか不安に思っていたことを全部溢れ出るままに立て続けに質問してしまったのだけれど、1時間近く丁寧に答えてくれた後で、
「とりあえず来てみたら?それでここで産むかを決めたらいいよ」と言ってもらって、もうほとんど決めた状態で初めて来院し、そのままここで産むことに。
通常の妊婦健診@助産院
助産院はほんとに普通のお家みたいなところで、ピンポンを押して玄関を開けると「いらっしゃーーーい」と助産師さんに迎えられる(笑)

これは晴れの国お産所の写真(これが助産院だよ、産むし健診を受ける場所)だけど、
当たり前にそれぞれの助産院で見た目も大きさも違えば、助産師さんの対応も違うので、ここに書いてある内容は、この助産院で私を担当してくれている助産師さんと私の妊婦健診の体験です。
ちなみに助産院はどこでも、
妊婦じゃなくても見学や説明を聞くことが出来るし、むしろ歓迎してくれるので、
妊娠する前から、例え予定がなくても家から通える助産院をいくつでも見学してみるのおすすめ!旦那さんも一緒に行けるし、結婚してなくて一人でも歓迎してくれるよ。
完全予約制で回している助産院が多いから、気軽に電話で問い合わせてみてください♡
病院で産もうと思っていても、お産のことや産後の心配、病院と助産院の違いなんかもしっかり説明してくれるはずなので、助産院、気軽に立ち寄るのはおすすめーーーっ🌟
私も旦那さんと一緒に2つ、1人で2つ助産院の見学に行ったことがあります!これからももっと行きたい!
では本題の妊婦健診の中身について…
おしゃべり
助産院での妊婦健診は基本的に1回1時間程度。
まずは、行ったら迎えられて、母子手帳などいろいろ出しながら雑談が始まります。その中で最近の体調、相談ごと、気になること、悩みなんかもどんどん話して、病院で言う問診と呼ぶにはもっと温かくて自然で楽しいおしゃべりを数分。
おしゃべりは1時間ずっとし続けているんだけどw(しなくても大丈夫だよ)、布団のあるお部屋に移動して検査やマッサージも行います。
検査・測定
毎回の妊婦健診でする検査は
- 尿検査(尿糖と尿蛋白をみる一瞬で終わるもの)
- 浮腫(むくみ)の有無
- 体重測定
- 血圧測定
- 心拍確認
- 子宮底(子宮の大きさ)測定
- 腹囲(ウエスト)測定
- 触診(胎位ー赤ちゃんの姿勢、お腹の張り・大きさ・形をみる)
大体この8つ。晴れの国お産所はエコーがない助産院だけど、エコーがあるところはエコーで赤ちゃんの姿をみることが出来るかもしれない!
尿検査以外はお布団に寝たまま、助産師さんがおしゃべりしながらやってくれる。
むくみは次に紹介するマッサージのときにみてくれて、お腹を触るときは必ず私とお腹の赤ちゃんに声を掛けてくれるよ。
ちなみに旦那さんも同室出来て(もちろん妊婦さん1人で来てもOK)、座布団に座ってずっと隣にいながら心配事を相談したり、雑談に混じって過ごしているよ。
お腹に触るときは「触るよー、失礼しますよー、元気かなー?」って言いながら、「可愛いー!!!元気だーーー!あら失礼!」とか赤ちゃんと会話しながら、一緒に手で示して赤ちゃんの頭や背骨を教えてくれたり、赤ちゃんの姿勢を教えてくれたり。毎回、なんだかくすぐったい嬉しいような気持ちになる健診の時間。
心拍は機械をあてて、音をききながら心拍数をみるんだけど、旦那さんに機械を当てるのをやらせてくれたり。


赤ちゃんの心臓はやっ!
ほんとに(お腹に赤ちゃん)おるんや!
アロママッサージ
一通り検査を終えると、オイルで脚、手をマッサージしてくれて、数種類のアロマオイルの中から、その日良いと思った匂いのアロマを選んで、頭をマッサージしてくれる。
妊娠後期くらいからは背中もマッサージしてくれたりしながら、おしゃべりと相談とをしながら体の状態をみてアドバイスをくれるそんな時間。

テルミー(温熱療法)
晴れの国お産所ではテルミーと呼ばれる温熱刺激を利用した療法も行っていて、ときどき院長の助産師さんが全身にテルミーを当ててくれることもありました。
テルミーっていうのはイトオテルミー温熱刺激療法のことで、何種類もの薬草とかハーブを使ってつくった道具を使って温灸をするもの。最初は熱って思うけど、なんだか気持ち良くてあったかくなるよ。
特別な妊婦健診@助産院
基本は毎回、今まで書いた健診の内容をしてくれて、楽しく温かい気持ちを抱えながら帰路に就くんだけど、妊娠経過に沿って、他にもやることがあるのでここではそちらを紹介。通常の健診に加えてこれが行われるイメージです。
バースプラン(妊娠中期~後期)
これは特にシートとか時間を取って話したとかではなく、雑談の中で「何かしたいことある?」「はやとくん(旦那さん)、取り上げる?」みたいな感じで詰めていきました。
だからプランをつくったとかはないけど、
- 産まれるところの撮影
- 旦那さんが赤ちゃんを取り上げる
- 臍の緒を切らずにクリップもせずにとっておく
- 出来るだけいきまないお産
なんかを言った気がする。
乳首マッサージ(妊娠後期突入)
乳首マッサージの前に一度中期でおっぱいの形をみてもらう日があって、今回は「マッサージ教えてもらった?」と授乳が始まってから、乳首が切れないようにするためのマッサージを教えてもらいました。
母乳との対面(妊娠38週頃)
この日はおっぱいをみせると、乳首あたりを刺激され、まさかの母乳が出てきた!!!
母乳を飲んでみたかった私は舐めてみたら、めちゃミルクセーキを薄めた味!甘い!ミルクックってアイスの味と同じ。
赤ちゃんが産まれてきたわけでもないのに、母乳が自分のおっぱいから出てきたことにもう驚きすぎて、その日一日は何かある度にその衝撃に浸って引き戻されるくらいにはびっくり。
味見したくせに母乳が自分から出たことを信じられなかった(笑)
内診・NSTテスト(妊娠40週ー予定日)
予定日付近では赤ちゃんが元気か確かめるためと、お産がどのくらい進んでいるかをみるためにこの検査をします。
内診はお産の進み具合を確かめるために、膣から指を入れて、子宮口(赤ちゃんの出口)の位置や開き具合を確認する。私は予定日当日、子宮口がまだ指が届くぎりぎりくらい後ろにあって、指1本入るかくらいにしか開いていなかった。
赤ちゃんが出てくるときは子宮口が前に出てきて、すぐ指で触れるくらいになって、指が何本子宮口の間に入るかで開き具合をみるよ。(ちなみに赤ちゃんが出てくるときは子宮口は10cmも開く)
NSTってのはノンストレステストって言って、お腹に機械を巻いて赤ちゃんの心電図を20-40分とって、赤ちゃんの元気度合とお母さんのおなかの張りをみるテストのこと。私の場合は赤ちゃんはとっても元気で、おなかは40分の間、張らなかった。
そんなこんなで「お産まではまだまだだね」と言われたのでした。そう言われてからの私の爆笑必至の心境と過ごし方はぜひこれらの記事を読んでみてね。



